今回は今さら聞けないフラッシュモブとは何か?その意味について歴史を含めてご説明いたします。
フラッシュモブのもともとの意味
フラッシュモブ(flash mob)とは簡単にいうとSNSなどで不特定多数の人を集めてゲリラ的に一瞬のパフォーマンスをするサプライズ演出のことです。
現在のフラッシュモブの意味
結婚式余興やプロポーズプロのパフォーマーが結婚式場のサービススタッフや一般人に変装しゲリラ的にダンスや楽器演奏などのパフォーマンスをするサプライズ演出です。
フラッシュモブの歴史
2003年フラッシュモブの起源
フラッシュモブ(flash mob)とは、2003年5月にニューヨークでビル・ワジク(新聞記者)が始めたイタズラがきっかけと言われています。
インターネット上や口コミで呼びかけた不特定多数の人々が申し合わせ、雑踏の中の歩行者を装って通りすがり、公共の場に集まり前触れなく突如としてパフォーマンス(ダンスや演奏など)を行って、周囲の関心を引いたのち解散する行為と言われています。
※ウィキペディア(Wikipedia)より
2012年~フラッシュモブがパフォーマンスになる
フラッシュモブ普及のきっかけとなるフラッシュモブプロポーズ動画
この動画は2012年にアップされました。このYouTube動画が日本でも反響を呼び、このようなサプライズプロポーズをしたいと思う人が増えました。
この動画の出演者はおそろらく友達ですね。まだプロ(ダンサーや代行会社)に依頼をするのではなく、自分たちでフラッシュモブをしています。そのためダンスは本格的ではなく、ほっこりする感じで愛に包まれる雰囲気がウケたのではないでしょうか。
2014年~フラッシュモブ代行会社が普及する
2012年以降は自分たちでフラッシュモブができない人も出来るようにフラッシュモブ代行会社が出てきました。
当社はこの2012年に日本で最初に代行事業を始めました。
ご依頼者より対価として費用をいただきます。
同時にサプライズプロポーズの手段として普及する
テレビ番組でフラッシュモブプロポーズ動画が取り上げられるようになったことでサプライズプロポーズの手段として普及するようになりました。YouTubeにアップされている動画はどれも大成功のものばかりで、やれば成功する?という疑問が出てきました。
2015年~結婚式披露宴の余興で普及し始める
フラッシュモブプロポーズに加えて、結婚式披露宴の余興で新郎新婦がお相手にサプライズをする目的で結婚式フラッシュモブの依頼が来るようになりました。ダンサーが結婚式場のサービススタッフに変装し踊りだし、依頼された友達が踊りだし最後に依頼者の新郎新婦もダンスに加わります。
同時に企業も広告などにフラッシュモブを採用する
流行になったことから企業がフラッシュモブ実施。その動画をYouTubeにアップし広告媒体として活用し始めました。
テレビドラマやバラエティ番組の中で取り入れられるようになり、忘年会余興や懇親会余興でも普及しました。
フラッシュモブは卑怯!うさい!嫌い!など非難し始める
激震が走ったのが2015年5月28日にYahoo!知恵袋に投稿された「昨日の結婚式、フラッシュモブのせいで最悪でした」という質問ですした。この質問者は新婦さんで自分の結婚式披露宴で新郎さんがフラッシュモブを仕掛けた結果、後日「離婚を考えるようになりました。どうしたら良いですか?」という質問でした。この投稿に同調する意見が多数寄せられ話題になりました。
フラッシュモブプロポーズで後日断られる
こちらもYahoo!知恵袋に投稿された質問が発端です。フラッシュモブプロポーズ失敗の質問(2016年6月4日に)。
間違っているのはサプライズプロポーズを仕掛けた投稿者(彼氏さん)なのか?それともプロポーズを断った彼女さんなのか?
という質問です。彼女さんはフラッシュモブが嫌いで、嫌いだということを事前に彼氏さんに伝えていたのです。
この質問で火が付いたのは「公共の場所で仕掛けられて断りにくい!卑怯だ!」「大勢で頑張ぅっているからプロポーズをOKするのは当然。というのは嫌だ!」という意見です。
2016年~現在。ダンス以外のフラッシュモブが生まれる
今でもダンスが主流ですが、楽器演奏や生歌の演出が増えています。
コエモブとはアカペラ(楽器やカラオケCDを使用しない)の生歌100%のサプライズとダンスのサプライズの2重の驚きの演出です。
従来のフラッシュモブでは満足できない方に人気の演出です。